両方ちゃんと学んでいたのに、伸び悩んでしまう理由とは?

こんばんは、岩佐由貴です。

昨日の記事では、集客が “ふわっと” する原因のひとつ目、
【「やり方」と「マインド」の分断】についてお話ししました。

今日は、その続きです。

実は、”ふわっと” の正体は、もうひとつ奥にあります。

そして、こちらの方が、はるかに深い原因なんです。


「両方、ちゃんと学んでいるんです」と言う経営者

こんな会話がありました。

ある経営者の方が、ため息をつきながら、こうおっしゃったんです。

「やり方も、マインドも、ちゃんと学んできました。
 なのに、3,000万から先に行けないんです」

その方は、年商3,000万を、5年以上キープされている方でした。

集客の塾にも入った。コーチングも受けた。
発信もしている。SNSのフォロワーも、それなりにいる。
気持ちも、整っている。

なのに、伸びない。

「もしかして、私には、これ以上は無理なんですかね」

そうおっしゃった瞬間、わたしはしばらく言葉が出ませんでした。

なぜなら、その方は本当に努力してきた方だったから。

そして、こういう方が、いちばん見落としている “あること” を、わたしは知っていたからです。


答えは、3つの壁の中にある

経営者には、年商の “3つの壁” がある、と言われます。

・1,000万円の壁
・3,000万円の壁
・1億円の壁

ここまでは、よく言われる話です。

ただ、ほとんどの方が、この3つを「別々の壁」として捉えています。

1,000万を越えたら、次は3,000万。
3,000万を越えたら、次は1億。
それぞれ違う技術が必要で、違うやり方がある、と。

でも、実は違うんです。

3つの壁の正体は、ぜんぶ同じなんです。

姿を変え、形を変えて、何度も同じ顔で現れてきている。

これが、もうひとつの “ふわっと” の正体です。


では、3つの壁の “共通の正体” とは

具体的に、見ていきますね。

■ 1,000万円の壁——「時間が、もう増やせない」

売上は、ざっくり「使える時間 × 単価」で決まります。

ひとりで完結する以上、時間という資源が天井になります。

正体は、「ひとりで完結する」前提です。

■ 3,000万円の壁——「自分しか、できない」

スタッフを雇っても、
「結局、自分がいちばん分かっているから、自分でやる」に戻ってしまう。

正体は、進め方が「社長の頭の中」にしかないこと。

つまりこれも、「ひとりで完結する」前提が、姿を変えて立ち上がっているだけです。

■ 1億円の壁——「会社として、まとまっていない」

3,000万を越えても、会社として動いていない。
理念も、役割も、評価も “なんとなく” で決まっている。

正体は、「人を巻き込んで動かす仕組み」が、会社の中に入っていないこと。

これもまた、「ひとりで完結する」前提が、姿を変えて現れているだけ。


つまり、3つの壁の正体は、ひとつなんです。

「ひとりで完結する進め方」が、姿を変えて、何度も同じ顔で立ち上がっている。

ここに気づけないまま、目の前の壁ごとに違う技術を学んでいるから、何年経っても、同じ場所で立ち止まる。

冒頭の経営者の方が、5年以上3,000万で停滞していたのも、これが理由でした。

「やり方」も「マインド」も、両方学んでいた。
でも、根っこに「ひとりで完結する」前提が、ずっと残っていたんです。


捨てるべきは、「ひとりで完結する」前提

ここまで読んでいただいて、お気づきだと思います。

捨てるべきは、「ひとりで完結する」前提です。
切り替えるべきは、「人を巻き込む」前提です。

これが、もうひとつの “ふわっと” の正体への、答えです。

「やり方」と「マインド」を組み合わせて動かす。
そして、「ひとりで完結する」前提を、「人を巻き込む」前提に切り替える

このふたつが噛み合った瞬間、集客は、

「努力で取りに行くもの」から、
「設計通りに回るもの」へ、姿を変えます。

業種も、年商も、規模も問わず、再現できます。

171名の経営者を見てきて、わたしが、確信をもって言える事実です。


では、具体的にどうやって組み合わせて、巻き込むのか

ここからが、いちばん大事な話です。

「組み合わせる」と「巻き込む」を、具体的にどうやって、自分の事業に組み込むのか。

それを明日、お伝えします。

実は、ここから先には、ある “共通の進め方” があるんです。

カリスマや、特別な才能を持った人だけのものではありません。

業種を越え、年商を越え、性格を越えて——
わたしが関わってきた経営者の方は、ぜんぶ同じ道筋を辿ってきました。

明日の記事は、その “共通の進め方” のお話です。

ライバルが全員 “ふわっと” している、いまだからこそ、
[name]さんが、この「組み合わせ」と「巻き込み」を身につければ、
これからの集客は、まったく違うものになります。

明日の配信で、お会いしましょう。

岩佐 由貴


追伸

冒頭でお話しした、3,000万で止まっていた経営者の方。

その方に、「ひとりで完結する」前提の話をしたとき、ぽつりと、こうおっしゃいました。

「ああ……自分は、ひとりで頑張ってきたつもりだったけれど、
 ひとりで頑張ることに、執着してきただけなのかもしれない」

そのあと、目の前で、肩の力が、少し抜けたんです。

集客の “ふわっと” は、努力不足じゃないんです。

むしろ、ずっと努力してきた方ほど、ここに気づかないまま、走り続けてしまっている。

明日は、この「巻き込む」を、どうやって自分の事業に組み込むか、お話しします。

ぜひ、明日もお会いしましょうね。