AI時代、メーカーが気にしている3つのポイント
こんばんは、小野寺です。
昨日の記事、たくさんの方に読んでいただきました。
ありがとうございます。
今日は、昨日の話の続きです。
「テンプレートの洪水」の中で、じゃあ何で差がつくのか。
この話をします。
誰もが発想するけど、実は落とし穴なこと
最初に、一つだけ確認しておきたいことがあります。
昨日の記事を読んで、こう考えた方はいませんか。
「じゃあ、もっと良いAIツールを使えばいいんじゃないか」
「プロンプトを工夫すれば、他の人とは違うメールが作れるんじゃないか」
正直、私も最初はそう考えました。
AIの使い方を極めれば、テンプレートの洪水の中でも頭一つ抜けられるんじゃないかと。
しかし、すぐに気づきました。
それは全員が考えることです。
良いツールが出れば、全員が使う。良いプロンプトが共有されれば、全員が真似する。
80点が82点になるだけで、構造は何も変わらない。
AIは優れた道具です。私も毎日使っています。
ただ、道具で差がつく時代はもう終わった。
ここを受け入れるところから、すべてが始まります。
差がつくポイントはどこか?
では、何で差がつくのか。
ここから先は、私が15年間、何百回とメーカー交渉をしてきた中で実際に見てきたことをお話しします。
—
海外メーカーに提案メールを送ると、最初に何が起きるか?
まず、担当者がメールを開きます。
この時点でメーカーが見ているのは、英語の上手さでも、提案書のデザインでもありません。
「この人は何者なのか?」
これだけです。
大手企業との取引実績がある。
メディアに取り上げられたことがある。
特許を持っている。
こういったものがあれば、洪水の中でも目に留まる。
なければ、どれだけ流暢な英語で書かれていても他のメールと同じに見える。
残酷ですが、これが最初のフィルターです。
—
次に、メーカーが確認するのは「この人と組んだら、日本でどれくらい売れるのか」です。
クラファンで一回売れて終わりなのか。それとも、その後も継続的に日本市場で販売し続けてくれるのか。
大手量販店への展開ルートがある。一般販売への道筋が見えている。
メーカーがこの確信を持てた時に初めて、交渉のテーブルにつきます。
逆に言えば、ここが見えないまま何百通メールを送っても、返信率は上がりません。
—
そして最後に、メーカーが判断するのが「独占販売権を渡すかどうか」です。
ここが、すべてのゴールです。
独占販売権を獲得するということは、その商品を日本で売れるのは自分だけになる。
ライバルがどれだけ優秀なAIを使おうが、もう関係ない。
価格競争は起きない。テンプレートの洪水も関係ない。
一度獲得すれば、それは「資産」として残ります。
そしてこの独占販売権の判断は、最終的にはメーカーとの信頼関係で決まる。
AIでは作れないものです。
—
まとめると、メーカーの判断はこういう順番で進みます。
①この人は何者か?(実績と信用)
②日本で継続的に売れるのか?(販路ネットワーク)
③この人に独占を任せていいか?(信頼関係)
この3つのステップを超えた人だけが、独占販売権を手にしている。
そして、この3つはいずれもAIでは作れないものです。
AIが全員に80点を与える時代に、差がつくのはこの3つの「外側」にある。
これが、15年間の現場で見てきた事実です。
その3つのステップを得る方法とは?
ただ、正直にお伝えしておきます。
この3つの壁は、決して低くありません。
実績がない状態で、メーカーに信頼してもらうのは簡単ではない。
販路の構築にも時間がかかる。
英語の問題もある。
AIがあっても、一人でこの3つを全部超えるのはかなり難しいのが現実です。
じゃあ、どうすればいいのか。
この問いに対する答えを、明日、動画でお伝えします。
実際にこの壁を超えた人たちが、どうやって超えたのか。
そして最新の手法とはなにか。
その具体的なプロセスをそのままお届けします。
追伸
今日の話を書きながら、15年前の自分を思い出していました。
実績ゼロ。
販路ゼロ。
メーカーとの信頼関係もゼロ。
今日書いた3つのステップ、当時の自分は一つもクリアできていませんでした。
それでも、ここまで来られた。
どうやって来たのか?
そして今の時代にあった最適なステップはなにか?
明日の動画の中でお話しします。
今、何も持っていなくても大丈夫です。
明日の動画、ぜひ見てください。